K121 Studioレビュー
AKGのヘッドホン、K121 Studioのレビュー。
結論から言ってしまうと個人的には微妙なヘッドホン。
ただ価格.comだと高評価なので買う前には必ず試聴を。
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まず外観から
非常にカッコイイ。日本車に対するヨーロッパ車的な。国内メーカーでは中々出てこないデザイン。
安っぽさは感じられない。
Made in Poland。たしか上位モデルはオーストリア製だったか。
全体的に剛性感がある。ハウジングの金色部分はアルミかなんかの金属。だから冷たい。
イヤーパッドは厚みがあまり無い。また耳を収めるスペースが小さい。この小さい穴に入る耳は無い。
よって本機は耳スッポリじゃない。個人的イマイチポイント。
装着時の安定感はまぁまぁ。良い部類では無い。ただイヤーパッドの質自体は悪くない。
ヘッドバンドにAKG。
素材が革っぽいやつで質は良さそうなんだが、摩擦が発生しないので髪でスルスルしてズレる要因に
なってると思う。
ハゲもしくはスキンヘッドなら大丈夫か。
正面から。丸くなる。これが装着感に影響を与えている。
大げさに言うと、UFOキャッチャーに掴まれた感じ。
オーテクのウイングサポート的な装着法。つまりサイズフリー。
なんか「装着した」って感じがしないんだなこれが。すぐ落ちそうな気がする。
これがAurvana Liveだとハウジング全部がピタリとくっつく。
半開放タイプという事と合わせて音漏れの原因になる。
最後にケーブル。手前がK121 Studio、奥がAurvana Live。
これが素晴らしい。太くて絡みづらくて丈夫。
両機ともエラストマーだがK121 Studioのやつはサラサラ度がすごい。クセになりづらい。
なんか端子部分もゴツイし。
それに比べるとAurvana Liveは貧弱。
音質
持っているのがAurvana Liveだけで、音に関して素人という前提で。
これが個人的に好みじゃない。全体的にこもっている。一枚膜を通して聴いているような。
あと音が全部同じ所から出てきている感じで広がりが感じられない。ボーカルはここ、ギターはここ、っていう風に分かれているのが個人的には好み。
Aurvana Liveは音に包まれているようなサラウンド感があり、没頭してしまう。
ということで、音と装着感に満足出来るなら買いなヘッドホン。デザインや質は悪くないので購入する時はそこだけがポイント。
※追記
3/6
急にこもりがなくなってきました。とりあえずボーカルの人周辺に立ち込めていた霧は晴れてきた感じです。
気のせいかもしれませんが。